社会保険労務士法人 e-team
有限会社 e-team

間違いの間違いは正解か。。

2000年問題というのが
昔あった。
2000年1月1日になったとたん
コンピューター誤作動が起こりえるというものだ。

そこまではいかずとも
仕事始め、2023年問題が起こる。。
社内のアプリがあちこちで誤作動を起こした。
どうやら起こっているのはすべて
その月の分のみの表示とか
月集計とかの部分
その月だけでなくすべての月を拾ってくるのだ。

どうやら「その月のみ」という式

(YEAR([日付])=YEAR(TODAY()))=(MONTH([日付])=MONTH(TODAY()))=TRUE
が機能していないようだ。

12月が1月になったから?
2022年が2023年になったから??

スタッフが別の式(月末日の指定)
[日付]>=eomonth(today(),0) 
をみつけてそれを少し加工し

and([日付]>=eomonth(today(),-1)+1,
[日付]<=eomonth(today(),0))

とりあえずは直ったが
数字マニアとしては機能していた式がなぜ機能しなくなったのかどうしても気になる。。

よくみてみると
YEARが2023年になったから 2002年はFalce
MONTHが1月になったから 10月や11月や12月はFalce
でも答えはTRUE

あ!
間違いの間違い=正解
なのか?

試しに2003年2月のデータをいれたらちゃんとはじいてくれる
Falce+TRUEだからFalceではじくのか。。
ということで、年も、月もどちらも入れた日付と合致するのものみという
andをつかってみたら機能した。

AND((YEAR([日付])=YEAR(TODAY())),(MONTH([日付])=MONTH(TODAY())))

機械の心(正確には数字だけど)は解明できるので難しいようでシンプル!
一番難しいのは人間の心ですね。。

しかし間違いの間違いが正解って・・
人間だったら間違って間違えばクビですよね(笑)

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