178万について
178万のNewsが話題になっていますが、
私の思うところの考察をしておきたいと思います。
そもそもあの目的はなんなのか?ということですが
素直に所得税の減税と考えていいと思います。
所得税、つまり働く人の税金です。
税率ではなく、基礎控除という、まあ、会社経営で言えば、
物価も上がっているんだし、税計算をする際の経費をふやしますよ。ということでしょうか。
事業をしている場合は売上ー経費=利益これに税率をかけるのですが、
サラリーマンの場合、売上=給与ですが、経費はいちいち確認できていないので、
給与いくらなら経費はこれだけと表で決められています。
後、扶養の多い少ない、住宅のある人、保険控除などがあってこれは年末調整で申告ですが。
でこの経費や基礎控除を増やすべきだ。ということですね。
引いた額に対して税率をかけるので、税率が変わらなくても税額が減るわけです。
ちなみに178万の出どころは
その前にこの額が決まったときからの最低賃金の上がり幅を計算して出した金額のようですね。
ま、いちおう理にかなった数字で、
個人的にはTさんのZ省への逆襲というところでしょうか。別の件でたたかれましたが。。
で、よく聞かれるのが社保の扶養はどうなるのか?ということですが、
ここではそういう話は全く出ていないし、
社保の流れは週30時間以上から週20時間以上に加入要件が広がっていっている流れの途中で
130万を上げることはないと思います。
最低賃金がどんどん上がる中、週20時間未満くらいの短いパートの方が
ちょうど社保扶養要件である130万以下というのにあうラインなので
社保加入者を広げたい思惑に130万ラインを上げるということは矛盾するからです。
ということでこれが通っても
あいかわらず130万の壁はあいかわらず残りますが、
扶養の壁は税でなく、社保一本にしぼられてくるのではなかと考えます。
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