働いたら労働の対価として給与が支払われます。
そしてその内容が書かれた給与明細というものが配られます。
現金支給の場合はさておき、
今は振込がほとんどなので、この給与明細というのは紙だけあるいはデータだけで
送られてくると思われます。

あ、ちなみにこの給与明細の発行の法的義務があるものは
意外？にも所得税法です。
労働基準法では行政通達で
給与を口座振り込みで支給する場合は「賃金の支払いに関する計算書を交付すること」
というのが書かれています。

まあ、給与計算をする際は、支給控除一覧と給与明細は
セットでお渡しするし、ソフトでもそれらは出力できるように普通なっているので
皆さんの手に渡っているものと思っていましたが
従業員さんからはときどい意外なお話を聞いたりします。
見たことない（渡されていないというケース）
見たことない（渡されて保管はしてるが中身を見ていないというケース）
見たことない（渡されているがレシートのように見ずに捨てているというケース）
まとめてもらっている
支給額が変わった時だけもらっている（毎月同じ額の人）
くれない（娘の経験談より）

半数は給与明細を見ていないという調査結果もあるようですが、
几帳面な事業主さんは
明細の印字がずれていたらすごく気になる方もいらっしゃる一方で
上記のように、ざっくりした事業主さんもいらっしゃるようですし、
スタッフさんも
ちょっとした細かなことで聞いてこられる方もいれば
上記のように捨てている人と、まあ、なんというか。。
いろんなパターンがあるなーと。

でもだんだんと、ざっくり事業主にはざっくりさん
きっちり事業主さんにはきっちりスタッフさん
が集まってくるのではないでしょうか？


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