社会保険労務士法人 e-team
有限会社 e-team

育成面から見た月給、日給、時給

世の中、なんとなく
正社員が月給
非正規は日給、時給

というような雰囲気があるが、
これについて育成という視点から見てみたい。

そもそも月給や日給、時給の形態の決め方へのルールは法律にはない。
賃金は最低賃金さえ守っていれば
どういう形態で払おうが、いくら払おうが自由だ。

時間が短い、毎日来ないということでの
時給、日給という理由はもちろんあるが、
それが仕事の習熟度でみてみればどうだろう

なにかを覚えていくには私は一定の時間が必要だ。
最初は質より量。たくさんした方が良く覚える。
そういういみでは量を中心に考え、その後、質を高めていく
というのがセオリーだ。
そうした場合、量重視時期については時給や日給のほうが理に適っている。
というのもたくさんやった方がたくさんもらえると考うのは容易だからだ。
ところがこれを月給にしたとたん、すこし考え方が変わる。
金額をあげる(質=昇給や量=残業)だけでなく、休日も増やしてほしくなる。
普通休日が増えても月給は変わらない(ノーワークノーペイの理論上本当は休日分下げることは可能だが月給という響き上、普通そうしない)
仕事のできる人は金額をあげる方に向くが、
そうでない人は休日を増やす方に気持ちが行きやすい。
だから仕事が質を求めるレベルの人はまだしも
まだまだ量が必要、という人についてはモチベーション的には時給、日給がフィットする。

いまは採用難で理屈通りにはいかないことも多いが、
こういう視点も持ってスタッフを見てみると面白いかもしれません。


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