昨日は地域産業保健センターの健康相談に行ってきました。
健康診断は労働安全衛生法で定められており、
事業主に実施義務があります。
その最終目的は「就労可能かどうかの確認」をすることであり
実施をすればそれで終わりではなく、
その結果をもって就労可能かどうかの医師の意見を聞き、
適切な措置を講じるまでが義務になっています。

といっても当社もしかり、
零細企業では産業医もいないし
聞くにもお金もかかるということで
そんな場合は地域の産業保健総合支援センターに申し込むことで
無料で医師の意見を聞くことができる制度があります。

監督署の調査が入れば、だいたいはこの健康診断の医師の意見聴取
でひっかかってこの流れを説明しますが、
実際どんな流れでどれくらい時間がかかるか
久しぶりに試してみたというのが今回のいきさつです

前置きが長くなりましたが、
健康診断を行ったのが9月（個人別なので日にちはバラバラ）
全員が終わり、健診結果が郵送されてから
健康相談で申し込んだのが10月19日
その後、しばらくして日程の連絡があり、
2日前に確認のFAXがきて
12月7日の午後１：４５から
実施してから3か月弱、申し込んでから2か月弱ですから
忘れたころという感じです。

以前（10年位前かな？）いった際は、医師と私の二人だけで、
事務員さんがお茶とお茶菓子をもってきてくれ
それを食べながら・・みたいなシチュエーションでしたが
（それしか覚えてない）
今回は医師と保健師、そしてコーディネータさん（社労士さん）の3人と私。
時給高い！

最初に事業所の概要
スタッフ数の確認
一番年齢の若い人、一番高い人の年齢
平均年齢
定年
始業時間と就業時間

安全衛生法っぽいです。
保健師さんが記録も取られていました。
それから一人ひとりの結果表を見ていって
コメント、
ふとりすぎ、やせすぎ、貧血ぎみ
と「肥満」「食事療法」「貧血」「受信勧奨」「異常なし」
などのゴム印が押され・・
はい。わかってます。。。でも
「みんな健康ですね。薬も飲んでない。すごい」
と、ほめていただき、
検視結果表に全員「通常勤務」のゴム印をが押されました。
ひとり3分程度、前後のききとり、お話も含め4人で計15分。

みんなが健康で通常に働いてもらえる。改めて感謝の気持ちが湧いてきます。
さらにスタッフにも押されたゴム印をみせて
「こうやって」とこれまた言いにくいことが言いやすい。
というのが成果。

ちょっと時間はかかるし、健診結果表見たらわかることだけど、
医師の意見聴衆
法律上の義務ではありますが、
それを除いてもお勧めです。


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