社会保険労務士法人 e-team
有限会社 e-team

職務意識でネーミングを変える

世の中のは
バイト、パート、正社員、嘱託、派遣などという言葉があるが
労働基準法ではこれらは特に定義はされておらず
「労働者」というひとくくりになっている。

なのですべて基本同じだ。

しいていえばパートタイム労働法という
正式名:短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律
というのがあって
定義は
1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者

とされている。
あとは無期労働、有期労働という契約期間の有無の区別
つまり労働時間の長さや契約期間のあるなし
でしか法律は区分していない。

雇用保険や健康保険、厚生年金保険も
すべて
契約期間と労働時間での区分けしかない。

でも、会社や世間が認識している
このバイト、パート、正社員、嘱託、派遣」というのは
わたしが見たところ法律で言うこういった区分けではない。
これは責任、意識レベルの問題だ。

同一労働同一賃金が施行されてしばらくたつが
この同一労働が
まだ責任、意識レベルに近い。

イソップ童話のレンガ職人のお話であてはめるとしっくりくる。
「親方の命令でレンガを積み上げている。しんどい仕事だ。」
これがアルバイト。

「レンガを積む大変な仕事だけどお金になる家族を養えるからいいんだ」
これがパートやそこらの正社員、出来の悪い経営者

「大聖堂を作ってるんだ!」
これができる正社員や経営者

こういうレベル感を法律に落とし込むのは難しいので
「同一労働」ということばでしか表せなかったんだろうが
会社はアルバイト、パート、正社員という言葉のイメージにたよるのでなく
きっちりとこのレベル感を自社の言葉や仕事で表し
それぞれにあった教育、マネジメントをしていくことが
大切だとおもいます。

ちなみにe-teamではレベル化のことばとして
御用聞き
御用達
という言葉で定義し、このふたつをそれぞれ初級、上級で分けて
4つの等級としています。

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